工法紹介

高圧噴射撹拌工事 CCP工法

単管ロッドより超高圧硬化材を回転して噴射させながら地盤の切削をし、円柱状の固結体を造成する工法です。

施工手順

  • CCP工法(1)
  • CCP工法(2)
  • CCP工法(3)
  • CCP工法(4)
  • CCP工法(5)

CCP工法(1)~(5)

  1. 清水で削孔を開始
  2. 所定の深度まで削孔後、清水を止める。
  3. 硬化材に切替え、所定の吐出圧力を確認し噴射を開始する。
  4. 所定のロッド回転数、引上げ速度を維持しNCVモニターを引き上げる。
  5. 施工完了後は硬化剤を清水に切替、ロッド及びホース内の洗浄を行う。

特長

  • 設備が他の高圧噴射工法に比較して、コンパクトです。
  • 確実性の高い改良体が得られます。
  • 改良目的に沿った適切な改良強度の調節が可能です。
  • 目的に応じた有効径の設定が可能です。
    • CCP-P工法(有効径 φ300~500)
    • CCP-L工法、CCP-LE工法(有効径 φ500~1000)
    • CCP-S工法、CCP-SE工法(有効径 φ800~1500)

土質条件と有効径

CCP-P工法
土質条件とCCP-P標準有効径
表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
CCP-5号~CCP-8号
N値
粘着力 C
砂礫土 試験施工等することが望ましい
砂質土 - - N<5 5≦N<10 10≦N<15
粘性土 C<0.01 0.01≦C<0.03 - - 0.03≦C<0.05
腐植土 試験施工等することが望ましい
圧力P:Mpa 20.0
標準有効径(mm)
(深度:0<Z≦20m)
500 450 400 350 300
引上げ速度
(分/m)
4
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.035
CCP-L工法
土質条件とCCP-L標準有効径
表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
CCP-5号~CCP-8号
N値
粘着力 C
砂礫土 試験施工等することが望ましい
砂質土 - - N<10 10≦N<20 20≦N<30
粘性土 N<1 C<0.01 0.01≦C<0.03 - 0.03≦C<0.05
腐植土 試験施工等することが望ましい
圧力P:Mpa 20.0
標準有効径(mm)
(深度:0<Z≦20m)
800 800 700 600 500
引上げ速度
(分/m)
2.5 2.0 4.0 5.0 6.0
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.08 0.08
CCP-LE工法
土質条件とCCP-LE標準有効径
表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
CCP-5号~CCP-8号
N値
粘着力 C
砂礫土 試験施工等することが望ましい
砂質土 - - N<10 10≦N<20 20≦N<30 -
粘性土 C<0.01 0.01≦C<0.03 - - - 0.03≦C<0.05
腐植土 試験施工等することが望ましい
圧力P:Mpa 20.0
標準有効径(mm)
(深度:0<Z≦20m)
1000 900 900 900 900 800
切削 高圧噴流水
引上げ速度
(分/m)
2.0 4.0 6.0 6.0 6.0 6.0
高圧噴流水単位吐出量
(m3/分)
0.08
造成 硬化材引上げ速度
(分/m)
6.0
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.08
CCP-S工法
土質条件とCCP-S標準有効径
表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
CCP-6号~CCP-8号
N値
粘着力 C
砂礫土 試験施工等することが望ましい
砂質土 N<10 10≦N<15 - - -
粘性土 - - C<0.01 0.01≦C<0.03 0.03≦C<0.05
腐植土 試験施工等することが望ましい
圧力P:Mpa 40.0
標準有効径(mm)
(深度:0<Z≦20m)
1300 1200 1200 1100 800
引上げ速度
(分/m)
10.0 6.0
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.1
CCP-SE工法
土質条件とCCP-SE標準有効径
表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
CCP-6号~CCP-8号
N値
粘着力 C
砂礫土 試験施工等することが望ましい
砂質土 N<15 - - -
粘性土 - C<0.01 0.01≦C<0.03 0.03≦C<0.05
腐植土 試験施工等することが望ましい
圧力P:Mpa 40.0
標準有効径(mm)
(深度:0<Z≦20m)
1500 1400 1300 1200
切削 高圧噴流水
引上げ速度
(分/m)
6.0 4.0 6.0 8.0
高圧噴流水単位吐出量
(m3/分)
0.1
造成 硬化材引上げ速度
(分/m)
14.0 8.0
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.1
  • CCP工法
  • CCP工法

高圧噴射撹拌工事 JSG工法

二重管ロッドより空気を伴った超高圧硬化材を回転して噴射させながら地盤の切削をし、スライムを地表に排出すると同時に円柱状の固結体を造成する工法です。

施工手順

設置
JSGマシンを所定の施工位置に設置する。
削孔
地質条件に応じたロッド回転数とストローク速度で計画深度まで削孔する。
噴射テスト工
削孔後、スチールボール投入、回転速度、引き上げ速度を設定し、噴射テストする。
JSG施工
所定の引き上げ速度及びノズルの回転により、パイルを造成する。
ロッド引き抜き洗浄
造成完了後、二重管ロッドを地上まで引き抜き、管内を清水により洗浄する。
  • JSG工法(1)
  • JSG工法(2)
  • JSG工法(3)
  • JSG工法(4)
  • JSG工法(5)

JSG工法(1)~(5)

特長

  • 改良目的と地盤の土質条件に合わせて、均質にパイル上のソイルセメントを造成する機能を備えています。
  • 改良目的に沿った硬化材の選定によって、目的に適合した改良強度が得られます。
  • 使用する硬化材はセメント系材料を使用することから、長期的に安定した改良体となります。
  • コンパクトな機械で施工でき、高さや幅の制限を受ける所でも施工が可能です。

土質条件と有効径

JSG工法 砂質土(砂礫)での標準設計数値
表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
砂礫については、十分検討の上決定する必要がある。
項目 土質名 砂 質 土 砂 礫
N値 N≦10 10<N ≦20 20<N ≦30 30<N ≦35 35<N ≦40 40<N ≦50
標準有効径(m)
深度
(0m<Z≦25m)
2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 -
引き上げ時間
(分/m)
40 35 30 26 21 17 -
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.06
JSG工法 粘性土(腐植土)での標準設計数値
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(ここをタッチで非表示)
腐植土については、十分検討の上決定する必要がある。

(注)N値は改良対象地盤の最大N値です。
項目 土質名 粘 性 土 腐植土
N値 N<1 N=1 N=2 N=3 N=4
標準有効径(m)
深度
(0m<Z≦25m)
2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 -
引き上げ時間
(分/m)
30 27 23 20 16 -
硬化材単位吐出量
(m3/分)
0.06
  • JSG工法
  • JSG工法

高圧噴射撹拌工事 CJG工法

三重管ロッドより空気を伴った超高圧水を回転して噴射させながら地盤の切削をし、スライムを地表に排出すると同時にその空間に硬化材を充填し、円柱状の固結体を造成する工法です。

施工手順

ガイドホール設置工
三重管建込み
ケーシングパイプ引抜き
状況によりケーシングパイプ残す
CJG施工
(三重管回転引揚げ)

CJG工法CJG工法

特長

  • 改良目的と地盤の土質条件に合わせて、均質にパイル上のソイルセメントを造成する機能を備えています。
  • 改良目的に沿った硬化材の選定によって、目的に適合した改良強度が得られます。
  • 使用する硬化材はセメント系材料を使用することから、長期的に安定した改良体となります。
  • コンパクトな機械で施工でき、高さや幅の制限を受ける所でも施工が可能です。

土質条件と有効径

コラムジェットグラウト工法 砂質土、粘性土での標準設計数値
表の端が切れている場合は
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(ここをタッチで非表示)
N値は改良対象地盤の最大N値です。
N値 砂 礫 砂質土有効径の10%減を基本とする。
砂質土 N≦30 30<N ≦50 50<N ≦100 100<N ≦150 150<N ≦175 175<N ≦200
粘性土 - N≦3 3<N≦5 5<N≦7 - 7<N≦9
腐植土 十分検討の上決定する必要がある。
有効径(m)
深度Z(m)
で区分
0<Z≦30m 2.0 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2
30<Z≦40m 1.8 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0
引き上げ速度
(分/m)
16 20 20 25 25 25
硬化材 単位吐出量
(m3/分)
0.18 0.18 0.18 0.14 0.14 0.14
  • CJG工法