空隙注入工事
土留部材引抜同時充填注入工法
NETIS登録(No.SK-080012-V)
土留部材に注入ロッドを設置し、引抜と同時に引抜跡に対し充填注入を行い、周辺地盤の沈下、近接する構造物に影響が及ばないようにし、土留部材を残置させずに済む工法です。
土留部材引抜同時充填注入工法施工手順
- A: 引抜充填注入
- 1枚目②
- B: 引抜充填注入・注入管内洗浄
- 2枚目①
- C: 引抜機設置
- クレーンによる吊替え作業
- D: 引抜充填注入
- 3枚目③
- E: 引抜機設置
- クレーンによる吊替え作業
- F: 引抜充填注入
- 4枚目⑤
- G: 引抜充填注入・注入管内洗浄
- 5枚目④
- H: 引抜機設置
- クレーンによる吊替え作業
A~Hを繰り返す
特長
- 引抜と同時に充填材を注入し、充填材は空隙の中ですぐにゲル化して空隙の崩壊を防ぎます。
- 多種の注入材の使用が可能です。
- 土留部材はシートパイルのみならず、親杭工法におけるH鋼、簡易矢板等にも適用可能です。